
モルタル壁はひび割れしやすい
時間が経つと気になってくる外壁の色あせやひび割れ。見た目の問題だけでなく、防水効果がなくなることで壁に雨や結露の水が入り込み、基礎や室内の壁紙が傷む危険もあります。

モルタル壁は主成分がセメントで、水を吸うと劣化しやすいセメントの性質を持っているために経年で塗膜の防水効果が切れると水が染み込んで脆くなってしまいます。
雨水を吸って乾燥するのを繰り返すことで素材が収縮し、それがひび割れの原因になります。そしてそのひび割れから水が内部に染み込み、やがて雨漏りに…。そうなったら心配ですよね。
そんなリスクを抑えてくれるのが今回ご紹介する”弾性塗料”です。
クラック(ひび割れ)に強い弾性塗料
弾性塗料とは、塗料に可塑剤(かそざい)として塗膜を柔らかくする樹脂などを配合することで、伸縮性を持たせたもので、JIS規格により『気温20度で伸び率120%以上』と定められています。もちろんこちらはあくまで基準となる数値ですから、もっと優れた性能の塗料がたくさん出てきています。技術の進歩ですね!
外壁は雨や紫外線はもちろん、地震や大きなトラックの通行などで家が揺れるときにも影響を受けます。弾性塗料であれば外壁と一緒に裂けてしまうのではなく、表面の塗膜が伸びて持ちこたえてくれるので、雨水の侵入をブロック!ひびの進行も抑えてくれるのです。
しっかりした施工で長持ち!!

モルタルはひび割れしやすいと書きましたが、交通量や日当たりなど他の要因で発生しやすくなっていることもあります。お塗替えの際にはひび割れをコーキングで下地を埋めてから作業させていただき、弾性塗料でまたひび割れが起きないようにすることをおすすめいたします。
塗料についてのご相談はお気軽に良しん塗装にお問い合わせください。まずは無料診断から!