屋根材について説明します。

 ひとことで『屋根材』と言っても実は様々な種類の屋根があります。それは、長年の歴史の中で日本人が開発してきた物語でもあります。

 違う角度から『屋根材』を表現すると、①コスト面、②お家の長期耐久性面(屋根が重たいと家が長持ちしませんもんね)、③耐候性面(日本各地の自然環境の中で劣化から守るため)、④意匠性面(見た目のオシャレ)、によって様々な屋根があるというのが現状です。

 区分けの仕方も様々ですが、ここでは9つにわけて説明しております。それぞれに特徴がありますので、順にご説明いたしましょう。

1.釉薬瓦・陶器瓦

ザ・日本の瓦屋根。男って感じが、かっこいいですね~!

2.菊間瓦(和瓦)

 和瓦は日本瓦とも呼ばれ、粘土を使って焼き上げたものです。日本の昔ながらのお家に使われていて、どっしりと重厚感のある見た目です。耐久性・断熱性・遮音性に優れていますが、重量があるので最近の一般住宅ではあまり使われていません。そのため、日本瓦が使われているお家は立派だで風格と歴史のある印象を与えてくれます。

 塗装いらずで寿命も長い和瓦ですが、瓦のずれや割れなど、不具合がないようにメンテナンスは大切お困りごとがあればいつでもご相談ください!

3.セメント瓦

 吸水性が高いセメント・コンクリートを主原料としている瓦です。和瓦同様、重量が重いため現在は多く使われていません。和瓦と違って塗装ができ、雨漏りを起こしていない限りは塗装メンテナンスも可能ですが、下地や防水紙の劣化が疑わしい場合は葺き替え工事がオススメです。

ワンポイント!

 

4.モニエル瓦

5.スレート瓦(コロニアル・カラーベスト)

 スレート屋根は、デザインやカラーバリエーションが豊富である上に、コストパフォーマンス良いため、
和風や洋風問わず幅広い住宅で使用されている素材です。また、軽量にできているため、耐震性にも優れています。

 一方で、割れやすい、色あせが起こりやすいといったデメリットがあります。実際、街中でも色が褪せて傷んだコロニヤル(カラーベスト)屋根は良くみかけると思います。

 また、屋根は太陽光や雨の影響を一番受けやすい部位なので、耐候性や機能性(遮熱塗料)などを良く考えて塗料を選択するようにします。

6.金属系の屋根(トタン・ガルバリウム鋼板・ステンレス)

 トタンというのは亜鉛メッキ鋼板のことです。トタンは継ぎ目が少ないので雨漏りしにくく、軽量で安価なので昔はトタン屋根のお家を多く見かけました。 一方、金属なのでサビが発生しやすく、断熱性能がないので夏場は室内が熱くなるデメリットもあります。ですが、塗装でメンテナンスすれば長持ちするので便利な屋根材ですね。

 ガルバリウム鋼板は、1972年に「従来の鉄よりも長く腐食しない鉄を!」ということで、アメリカで誕生しました。「鉄」と「亜鉛」と「アルミニウム」と「シリコン」の合金で出来ています。トタンの3~6倍長持ちすると言われています。 また、トタン屋根のように雨音もうるさくありません。
 ただし耐候性については、「長く腐食しない」ということであり、「絶対に腐食しない」ということではありません。通常地域であれば30年前後の耐候性と言われていますが、塩害地域、豪雪地域では15~20年前後とも言われていますので、メンテナンスとしての塗装工事は15~20年に一度はやったほうが良いと言われています。

 ステンレス屋根は錆びに強いため、耐久性は50年とも言われています。海岸近くの住宅では比較的、求められます。しかし、ガルバリウム鋼板と比較しても費用が高いため一般地域の住宅ではあまり普及していません。
 また、錆びに強いため、色褪せ(出荷時には工場で塗装されていますが、10年程度で色褪せはしてきます)が気にならない方であれば、塗装メンテナンスは不要です。

7.アスファルトシングル

 アスファルトシングルは、ガラス繊維の基材にアスファルトをコーティングし、表面に砂粒で着色したシート状の屋根材です。とても柔らかく加工しやすい素材なので、複雑な屋根の形状でも施工することが可能です。

 また、表面に施された砂粒が緩衝材の役割を果たし「雨音が抑えられる」という点も魅力の一つです。とても軽量で建物への負担も少ないため、耐震性にも優れております(一般的なスレート屋根の約半分の重さと言われています)。

 ただし、アスファルトシングルは日本であまり普及しておらず、十分な施工経験のある業者は少ないはずです。施工不良や接着剤の劣化が原因で、シートが剥がれてしまうこともありますので、台風や強風のあとは点検を行うと安心です。

 塗装時の注意点としては、油性塗料ではアスファルトの成分が溶けてしまうため、水性塗料を使用します。

8.陸屋根

 陸屋根とは屋上部分が平になっている屋根のことを言います。ビルやマンション、学校などをイメージされるかもしれませんが、沖縄の住宅の多くは陸屋根ですし、最近、関東地域でもデザイン住宅などでは陸屋根の住宅も増えてきています。

 陸屋根は、屋上部分を有効活用できますので、太陽光パネルを設置したり、庭園にしたりすることが可能です。また、勾配もあるのですが、一般の屋根ほど急ではなく人が歩ける程度の勾配になっています。

 この陸屋根においては、私たちのような塗装・防水業者が活躍をさせていただき、雨漏れを防いでいます。真夏の太陽も真正面に受け止めているのが陸屋根でもありますので、メンテナンス周期はおおよそ10年に一度(それ以上になると痛みが激しくなり、雨漏れの恐れも出てくる)というのが、一般論です。

 屋根の葺き替えをしなくて良い変わりに、防水工事は必要です。

よく見る陸屋根
戸建て住宅でも増えています

 ちなみに工事種目ごとの予算目安は、以下のとおりです。

工事の種類耐候年数費用(㎡)箇所
ウレタン防水10年4,000~6,500円すべて
FRP10年4,500~6,500円ベランダ

9.折板屋根

 折板(せっぱん)屋根は、主に、断面の構造に重点を置いて開発された屋根で、工場・学校の体育館・カーポート・車庫などの鉄骨の建物に多く使われて、金属屋根の代表的な屋根工法となっています。
  また、野地板等張らずとも設置できるので工期も短縮でき、強風や雨にも強いため、現在でも金属屋根の代表的な工法として捉えられています。

 屋根材の多くは「ガルバリウム鋼板」であることから、メンテナンスも15年を目処に行っていくものでしょうが、実際に生活をしているわけでは無いため、メンテナンス期間は15年以上になることが多く、また、塗料においてもコストパフォーマンスの高く、かつ、耐候性のあるシリコン系塗料でメンテナンスをすることが多いものです。

 屋根の雨漏りや傷みは、大切な住まいの一大事!お家に何かあれば、住んでいるお客様も不安ですよね。良しん塗装は住宅塗装の専門店ですが、お家に関するお客様のご不安やお困りごとを解決するために、『住宅のことなら丸ごとお任せ!』そんなプロ集団でありたいと思っています。

 しっかりした技術の屋根工事はもちろん、工事前のご近所様へのご挨拶、工事後のアフターフォローまで責任を持ちます。

 見積からご契約、工事終了後まで、大切な屋根の修理・メンテナンスを誠心誠意お手伝いします。 「これくらいのこと、頼んでもいいのかしら?」とご遠慮なさらず、小さなことでもぜひ良しん塗装にご相談ください!


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